みなさんの住んでいる地域には方言ってありますかぁ?
同じ日本に住んでいても、語尾だったり、イントネーションもその地域によって全然違って面白いですよね!
始めに衝撃をうけたのは、小学生の時です。
九州から引っ越してきた子がいたんですけど、音楽の時間でみんなで歌を歌う前に、
「いちにっっさんっはい!」って音頭をとりますよね?
その子が指揮者の番になり、いきなりこう言いました。
「さんのーがーはいっっ!」
「???・・・・・・」
誰も歌うことができずにみんなキョトンとしてしまいました。
結局その子はその場で泣いてしまった事を覚えています。
休み時間にみんなが、その子が冗談をかましたのか、それとも素で言ったのか、聞いてみました。
「さんのーがーはい?って何?九州はそーなのぉ??」
するとその子は、
「そうだよ。ほんとだよ!」
の一点張りでした。
むしろこっちで言う、「いちにっっさんっはい!」は、初めて知ったらしいです。
当時はほんとにびっくりしました。
以前僕が大工の見習いをしていた時の先輩たちは、青森から仲間同士でこっちに来ていて、標準語を使う必要がなかったらしく、みんな『ずうずう弁』でした。
関東の人が一人いた事が救いで、初めはいつも通訳してもらっていました。
こんな感じでした。
「きいきい!」えっ?(僕)「きいきい!」えっ??(僕)
関東の人に、「なんて言ってるんですか?」と聞くと、
「食べろ、食べろ」だって!
「あっ、そうなんですね。」苦笑
その後もまったく分からず、「えっ?えっ??えっ???」と何度も連発して僕が聞き直すもんだから、呆られて怒らせてしまった事もありました(-_-;)
対して僕の住む栃木県。
よく、栃木の方言は語尾が上がるとか、『べぇ~』とか『だっぺ』を使います。
漫才師の”U事工事”のしゃべり方を想像してもらえれば分かりやすいかもです。
今は(表向きに?)さすがに使いませんが、地元の仲間と会うとやっぱり出てしまいます。(笑)
「だからゆったっぺよ~」「だから言っただろ~」の意味です。
「早く行くべよ!」「早く行こうよ!」
「すっぺすっぺ!」「やろうやろう」
「うら!うら!」「後ろ!後ろ!」
「だいじけ?」「大丈夫かい?」
「かんます」「かき回す」
「おにむし」「くわがた」
「とーむぎ」「とうもろこし」
もっと栃木弁が”強烈”な僕のばぁちゃん。
「ぶっちゃぶす」「つぶす」
「めどに糸をつっつぁす」「穴に糸を通す」
「めどっこ」「穴」(下ネタじゃありません(笑))
「おめぇ」「あなた」(喧嘩はしてません(笑))
まだまだたくさんあります。自分じゃ気が付いていない方言もあるかもしれません。
周りの友達は大人になってから『栃木弁』は”ダサ”いと認識しはじめて、なぜか『大阪弁』をわざと使う人が結構いました。でも僕はこれからも”堂々と『栃木弁』を使うとすっぺぇ~~(笑)
最後まで読んで下さりありがとうございました!