僕の母は大学生です。
大学といっても、シルバー大学という60歳以上の高齢者の方たちの集まりです。
シルバー大学のコンセプトは、
- 高齢者の健やかで生きがいのある人生を支援する。
- 活力ある地域社会を築くため、積極的に地域活動を実践する高齢者の方々の育成。
ちなみに母は77歳の最高齢者らしいです。
昨日一緒にご飯を食べに行ったのですが、ほんと楽しそうにずっとシルバー大学の話をしていました。クラブ活動もあるらしく、母は、「アフリカンダンス」、「ボンダンス」、「読み聞かせ」、「歴史○○?」その他もたくさん入っているらしいのですが、多すぎて覚えきれませんでした・・・
ちなみに先日どこかでダンスを披露してきたらしいです。
「大学楽しいかい?」と聞いてみたところ、
「ほんっっーんとに楽しくてしょうがない、この年でワクワクしてるのよ!」
「来てる人はみんな現役を引退してるから、上も下もなくていいし、分け隔てないところがまたいいのよ!」
とにかく楽しくてしょうがないらしいです。まさしく生きがいですね。
そんな母を見ている父も、
「そんな楽しいならオレも入りたい!」
と、来年入学するらしいです。(笑)しかもこれまた80歳の最高齢。
僕がこの先、現役を引退した時のことを想像すると、
「やっと自由になれたんだし、ややこしい人間関係からも解放されたし、あまり人と関わらずにゆっくり隠居生活でもしよっかなー。」
なんてことがきっと最高なんだろうと思ってるんですが・・・
どうなんでしょうね?
両親を見ていると、決してそうではないのかもしれません。
この先必ずくるであろう僕が高齢になったとき、自分が自由だと思っていることと、両親がやっていることがまるで真逆ですね!
僕は思うんです。
今はバーチャルリアリティー、仮想現実の開発が進んでいるそうですが、人間は結局は、リアルな人との関わり合いの中で楽しみや生きがいを感じるものなのかもしれないなと。両親を見ていて本当にそう感じます。
そう考えると、家族、友達、職場の人、これから出会う人、自分との関わりがある人たちを大切にしないといけないな。と改めて思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!