反復練習??
よく聞く言葉だし、そんなことは誰でも知ってるし当たり前すぎて聞き流してしまうかもしれない。だけどこの反復練習とは凄まじいパワーを秘めている。
例えば僕はギターが得意で、友達や周りの人に「すげー!」と言われるけど、特に才能があるわけではないし、人に比べて器用なわけじゃない、むしろ手先は不器用。ただギターを弾くのが好きなだけで、人よりもはるかに多く触ってる時間が長いだけなんだ。
得意というより、「この曲がどうしても弾きたい!」という思いが強いから、出来るようになるまでひたすら練習しているだけ。同じフレーズを何百回、何千回も繰り返しているだけ。もし他人に見られたらきっとイライラされるだろうな・・・そのくらい練習してる。ばかみたいに、、、
自分で言うのもあれなんだけど、これが反復練習のすごいところ。
「全然できない」から始まり→「ほんの少し出来るようになった」→「なんとなくできるようになった」→「出来るようになった」→「かなり上達した」
ここまでくると今度は「無意識にできるようになる」
そうすると「自分が出来るのは当たり前」になっていく、、、
大げさかもしれないけど、自分には価値があると思えてくる。
こんな自分を他人は「すげー!」と言う。
他人から見れば「才能がある」とか、「オレにはできない」とか言われる。
でも僕は徹底的に反復練習をしていただけなんだ。
ここで重要なことは、「意識しなくてもできるようになるまでやりきること」
車の運転だって、始めは教習所で一つ一つの動作を意識しながら練習した。クラッチなんてあるもんなら大変だったし、同時にたくさんの動作をすることが出来なかった。ほんとにヘタクソだった。あの時、「大人はすげー」と思った。
だけど自分が大人になった今、コーヒー片手に仲間と会話しながら運転している自分がいる。
よく考えると、かなりの動作を同時にしているにもかかわらず、無意識に「それ」をなんなとこなしている。不思議だな、、いや違う、、
これはまさしく「徹底的に反復練習をした結果だ」
そう考えると、ビジネスでも、なりたい自分でも、なんでもいいから、徹底的に反復練習すればいいんじゃね?となる。今の仕事が合う合わないは別として、毎日毎日反復したことで出来るようになったことは間違いない。「毎日やってるんだから当たり前」と思うけど、その仕事をやったことがない人からすれば、それは「すげー!」ときっとなる。
世の中にはなんでも出来ちゃう人とか、すげ~なぁ~って思う人はたくさんいるけど、その人たちってもしかしたら密かに反復練習しまくってるのかもしれない。自分に出来そうもない事でもやってみないとわからないな。
最後までお読みいただきありがとうございました!