Time of your Life

素敵な勘違い男の成長日記

常に疑問を持つことの大切さを妻との会話で思い知らされた

朝妻に言われた。

 

「ねぇ、”ばけがく”って知ってる?」

「ん?化学のことか?」

「そうそう、でも”かがく”って二種類あるじゃん?」

「あー、確かに。もう一つはどんな漢字だっけ?」

「ほら、あれあれー、”しながく”って書くじゃん」

「あ~、どんな漢字だっけぇ?」

 

なんとなくはわかるんだけど、実際にどういう漢字なのか頭に浮かばなかったし、”しながく”ってなんだ?とも思った。だから紙に書いてもらったんだ。そしたら、、、

『化学=ばけがく』

『科学=しながく』

ようやく理解した。知ってるようで以外に知らないんだな。しかも意識したこともなかったから、気が付きもしなかった。”知ったかぶり男”って、ダサいねぇ。

 

 

 

今日妻は仕事。僕は休み。だから冗談でこんなくだらない会話もした。

「仕事代わってあげたいよ。でもさ、一人で8時間働くんだったら、僕も職場に行って、4時間働けば二人とも4時間で済むじゃん?」

「確かに。そういうのもあればいいのにね!それ面白いね!」

 

夫婦してばかなのか、僕のばかっぷりに付き合ってくれてるんだかわからないけど、妻がまたしてもこんなことを言ってきた。

「そういえば面白いって、二種類あるよね?わかるー?」

「ん?例えば?」

「さっきの面白いねっ!っていう意味と、笑うって意味の面白い。」

「あー確かに、、、もしかしたら漢字も違うかもね!」

 

調べてみたけど漢字は一緒みたいだ。
それにしても僕の妻はよくそんなことを思いつくのか不思議なんだよな。僕の脳と作りが違うのか、それとも年の差か、、どうでもいい日常の会話なんだけど、常に疑問を持って物事を見ている妻には脱帽だ。


妻を見ていると、自分がどれだけ言葉や物事を実は理解していないか思い知らされる。
そう考えると僕の常識や知識はもしかしてただの”知ったかぶり”なんじゃないのか。年を重ねるごとに疑問をもつどころか、そんなのは”当たり前”と決めつけている自分がいるような気がする。しかもそのことに気が付かない。

 

子どもはなんで?なんで?と大人に聞いてくる。大人はこれはこうなんだよ、と教える。でもよく考えてみるとそれってほんとにそうなのか?そこには大人の偏見や先入観が少なからず入っている気がする。今日の僕のように、、、
今日の朝は妻からいろんなことを教えてもらったよ。


今日は何をしようか、外は晴天だから近所でも散歩に出かけようかな。
ところでなんで空は青いんだろう?地球が青いから?天気がいいから?そんなの当たり前だから?
ちょっと調べてから空を見ながら散歩しに行こう!なんだかワクワクしてきた。疑問を持つことって楽しいことなのかもしれないな。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!