Time of your Life

素敵な勘違い男の成長日記

何かを「始める」よりも、何かを「やめる」ほうがずっと難しい

先週からウォーキングを始めたんだけど、なんだか体の具合が悪い、、、
血尿は出るわ、腸の調子がすこぶる悪い。健康維持のためにウォーキングを始めたのに、なんだかくやしい。僕は運動が体に合わないのか?それとも体が良くなる好転反応なのか?

血尿については調べてみたんだけど、マラソンランナーや、アスリートの人に結構多いらしい。これについては賛否両論があって、よくあることだから気にしなくても大丈夫だという人もいれば、一度検査した方がいいという人もいる。

 

そういえばまだ若い頃、血尿がよく出る時があって僕の大嫌いな病院で検査を受けた事があるんだけど、その検査結果は『馬蹄腎(ばていじん)』と言う、先天的な腎癒合異常があるためだと医師の先生に言われた事を思い出した。簡単に『馬蹄腎』を説明すると、腎臓奇形の一種で、本来は左右に一つずつあるべき腎臓が、下の端で融合している状態。要するに、腎臓が左右でくっついているという事。その形が馬のひづめに似ているのでこのような名前がついている。人口の0.25%と、結構レアな体質だ。

医師の先生は学生の時に『馬蹄腎』について学んだ事はあったらしいんだけど、実際に見たのは初めてだと驚いていたのを覚えている。いやいや驚くのはこっちのほうだよ。
馬蹄腎と同時に結石も見つかったんだけど、先生いわく、馬蹄腎の人は尿管が圧迫されるから結石もできやすいし、血尿も出やすいと言っていた。生活に支障が出る人と出ない人がいるらしく、まぁ、水分を多めにとっていれば問題はないだろう、、、と言っていた。それとビールは控えるようにと言ってたっけな。

 

話は飛んだけど、血尿が出たのと、腸の調子が悪くなったのは、ウォーキングするようになってからなのは多分間違いない。ウォーキングが体に悪い?僕には合わない?馬蹄腎のせい?健康維持のために運動を始めたのにどうしてだよ、、、

 

でも思いあたることがある。ウォーキングした後、喉がカラカラになったからギンギンのビールをがぶ飲みしてハイボールもがぶ飲みした。仕事中も麦茶だからと、半分凍った麦茶をがぶ飲みしてた。いきなり運動したのと、いつも以上に冷たいものを体に入れ続けた結果、体が悲鳴をあげて僕に教えてくれたのかもしれない。

 

血尿と体の異変が教えてくれた。
「健康維持?その前におまえにはやめなきゃならない事がたくさんあるじゃないか!」
そう聞える。毎日欠かさないギンギンに冷えたビール、ハイボール、たばこ、缶コーヒー、、、数えきれない悪習がある。僕は勘違いしてた。体にいいと思って玄米食べたり粗食にしてみたり、今回のウォーキングもそう。どんなに健康を意識しようが、自分の悪習をやめない限り健康な体は手に入らない。自分の欲求を見直して、何かを”手放す”ことのほうが重要なことだと気が付いた。

 

何かを始めるより、何かをやめるほうが難しい。せっかく始めたウォーキングは続けるけど、少しづつ自分にとっての悪習を手放さなきゃいけないと思った。
このブログだって、始めた理由は自分の成長を書いていこうと思ったのがきっかけだった。成長とは、何かをやり遂げることだと思ってたけど、何かをやめる、もしくは手放すことも立派な成長なんだと。たかがウォーキングを始めたことが、こんなに自分を見つめる機会に繋がるとは思ってもみなかった。
そんなわけでいろんな意味で、たまには自分の変化をこのブログで書いていこうと思う。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!